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自閉症連続講座、受講中。

自閉症協会東京都支部主催で、篁一誠先生の連続講座が始まりました。

これから来年3月まで、奇数月の第3月曜の夜に、全7回。

ぜひ聴きたいし、うちのスタッフたちにもきかせたい。

けどうちは月曜日が定休、つまり私たちにとって月曜日は貴重な休日なわけで、

だから「自由参加だけど、受講費はこちらでもつから」と言ったので、スタッフたちにしてみれば出ないわけにはいかない暗黙のプレッシャーも感じたかもしれない、と考えると・・・・

鬼だな、私。

だけど昨日、第1回目の講演を聴いて、私はこれまでを振り返って、自分がどのように「自閉症」を理解し、自閉症の子どもたちと接してきたか、思い込みや経験の上にあぐらをかいてはいないか、点検と修正の機会をいただいたことを痛感しました。

何より篁先生の静かな語りから伝わってくるのは、「自閉症者へのリスペクト(敬意)」であり、と同時に、「わかったつもり」の専門家や「思い込みや決めつけ」で接する支援者に対しては手厳しい。

それは、やさしさとかあったかさのような精神論のレベルではなく、客観的な観察とデータに基づいた「事実」から、自閉症の人たち一人ひとりを理解しようとし、その積み重ねから「共通特性」としての自閉症を理解しようという謙虚な姿勢で、まさに本来の科学であり、専門家なんだと思います。

学生時代、初めて自閉症の子とかかわるようになってから、かれこれ20年。

自分は「まだまだ未熟だ」と思い知らされました。わかったつもりになっていることほど、傲慢なことはありません。

「みくびらないこと」(=自閉症児はできない、わからないときめつけるな。彼らは、期待された分だけ応えるプライド高き人たち)

「我々の常識だけで行動の判断や解釈をしないこと」(変化や新しいことが苦手なのではなく、彼らが納得できる形で伝えていない我々の提示の仕方が悪いのだ。床に寝そべるのは、汗が出ない彼らの体温調節の手段・・・etc.)

・・・・ドキリとしました。

だからこそ、スタッフたちにも、それに気付いてほしい、とも。この講座を通して、スタッフ全体の質を高めます。

そして、できることならば

特別支援教育に携わっている(とくに、特別支援学級や特別支援学校の)先生方に、ぜひとも聴いてほしいと思いました。

まだ席に空きはあるそうです。場所は吉祥寺。

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