7日の話に、たくさんの感想をいただきました。(一部ご紹介)|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

お問い合わせ

電話番号

電話番号

ブログブログ
  • HOME
  • ブログ
  • 7日の話に、たくさんの感想をいただきました。(一部ご紹介)

新しい記事

7日の話に、たくさんの感想をいただきました。(一部ご紹介)

昨日(2月7日)は、荒川区の親の会「荒川みんなネット」主催で

<普通学級で作る授業のユニバーサルデザイン>というテーマでお話をさせていただきました。

日曜日の午前中、それも、とても寒かったにもかかわらず、たくさんの方に足を運んでいただきありがとうございました。

教員や介助員、療育関係者などが半分、親御さんが半分、といったところでしょうか?

初めからお断りしたように、「先生向け」のお話にさせてもらいましたが

アンケートの感想からは、「学校だけでなく家庭でも取り入れたい」という親御さんの声がたくさんあったのが、予想外でした。

教育・療育関係者のアンケートは、びっしりと書き込まれているものが多くて、残念ながらここで全ては書きしきれませんが、一部ご紹介させていただきますね。

  • 明日からの授業のやり方を考えることができました。見通しを持たせるための板書、言語化、図式化・・・・。できることをどんどん取り入れて、チャレンジしていきたいです。
  • 万人向けの授業や学校生活を構築するのかな?と難しさを予想していましたが、①選択肢を拡げる ②アレンジの幅を広げるというあたりでは、100%でなくても取り組めることがあるように思いました。
  • ユニバーサルデザイン的な教育についてよく理解できました。普段学校において普通にしていることが体系化されたような気がします。明日からも、ユニバーサルデザインプラス基礎学力、体力、その他能力をボトムアップできる教育をしたいなと思いました。
  • 日本の教育ではどうしても、まだみんな同じことをすることがよしとされる部分がありますが、目的は一つで、そのための学び方は多様な方法を取り入れることは大切であると感じました。(中略)しかし、評価の面でどのように評価していいのか、平等性の関係などとも、またお話をお聞きできればと思いました。
  • 改めて通常学級の授業をする際、感覚的に処理能力の違う人たちを画一的に(無意識に)行っていると反省しました。・・・・実際40名近い教室の中では平均的能力理解度を求める基準なので難しい。(T2制や少人数制、習熟度別などやUDのオプションなど、私の工夫や学校からの改革も必要だと思います。・・・・教科にかかわらず)
  • (前半略)先生の話の中で「分かりやすい授業は、途中から参観しても参観者がわかる授業」という言葉が心に響きました。参観者に分からない授業は、子どもにはなおさら分からないですよね。誰もがわかりやすい授業づくりですよね。

などなど、などなど・・・・前向きな感想ばかりで、嬉しく思いました。私は「伝える」ことしかできませんが、今後の先生方の取り組みが少しずつ現場に広がっていくことを願っています。

そして、親御さんからは、こんな声も・・・・

  • (前半略)学校側でももっとUDを取り組んでもらえたら助かりますが、現状は先生方もとても大変なので、なかなか難しいと思いますが、その分、親が少しでも手助けをできればと思います。
  • 教職らしい方の参加が多いようで、教育の現場でUDについて関心を持っていただいている先生が多いのは、とても心強く感じました。UDの原則を具体的にどう実践していくか? 試行錯誤しながら進めていくしかないとは思いますが、親としてできる限りの協力はしますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

親御さんと先生の関係は、ともすれば批判のしあいや、「要求vs対応」という構図になってしまいがちなのですが、本当は誰しも互いに「協力したい」と願っているんですよね。

そもそも、親御さんの集まりがこのような会を企画・運営し、参加費はタダ。こんな機会を作っていただいて本当に感謝です。その背景にある親御さんたちの思いを、ぜひ参加した先生方は受け取って、反映させていってもらえれば幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

近所の梅の花がきれいに咲いてます。梅が咲くと、なんか嬉しくなります。

1クリックいただくと、もっと嬉しくなります♪

↓↓↓

★この記事を面白いと思った方、当ブログを応援してくださる方は、

にほんブログ村 教育ブログへ本日も1クリックをよろしくお願いします。

【にほんブログ村 教育ブログ】へリンクし、人気ランキングの1票となります。

*当ブログ上の情報およびコンテンツの著作権は全て筆者に帰属します。
*トラックバックは歓迎♪

アーカイブ

アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ