「以前は自分のやり方を子どもたちに押し付けていた」と振り返る先生~NYレポート2-⑦|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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「以前は自分のやり方を子どもたちに押し付けていた」と振り返る先生~NYレポート2-⑦

前回の続きです。

2年生を教えていたチャン先生は、クリスマスリース作りの狙いを尋ねると、「指示された手順にそって作業すること」と即答しました。SAの神経発達機能の分類で言うと、Temporal-Sequential Ordering (順序)、つまり順序の認識、筋道を立てた表現などの力に関連するものです。

あぁ、それで・・・先生が作り方を説明した後、子どもたちにもう一度手順を言わせ、それを黒板に書いて確認して、それから制作に取り掛かっていました。また、はじめに黒板に書いたのは制作の3段階めまでで、いったんそこまで終えた時点で4・5段階の作業を「次は何をするんだったか覚えてる?」と確認。

もちろん、グループ作業を通しての子ども同士の助け合い(Social Cognition ・・・社会的思考)や、空間認識(Spatial Ordering ・・・空間秩序)や手先の運動(Neuromotor Functions ・・・運動機能)の向上も期待しているようです。特にチャン先生が気に掛けていたのは、2年生になっても切り取り線に沿ってはさみで切るという作業がうまくできない子が少なくないのだとか。

チャン先生もSchools Attunedを修了した先生の一人ですが、受講後、自身の教え方や子どもたちの見方について、どんな変化があったか?という質問をしてみました。

「以前は自分のやり方を子どもたちに押し付けていて、わからない子がいると『何でわかんないの!』と思ってしまっていた。今は、わからない子がいたら、他の方法で教えたり代替案を出せます。たとえば・・・・」

と、チャン先生は算数が苦手だったJ君の引き算の話をしてくれました。J君は、授業で教えた計算の仕方では混乱していたけれど、別の考え方(数え方)をアドバイスしたら引き算ができるようになったそうです。(と、その計算のしかたを聞いていた私は、内心、どちらも私たち日本人の計算方法とは違うんだなぁと思っていたりしましたが(笑))

とにかく、チャン先生いわく「その子の学習方法と自分のそれとは違うんだということを知ってから、つまずく子どもがいた時は、その子にどんな方法が合うかを考えるようになって自分もとても楽になりました。子どもたちの学ぶ姿勢ももちろん変わったけれど、自分も(「何でわかんないの!」という)イラつきがなくなりました。この方法がわからないならこうしてみよう・・・という、教師としての手ごたえややりがいも感じるようになりました」

これ、SAで取材した先生の多くから、同様のことを聞きました。

学び方はひとつではない。極端に言えば、一人ひとり学び方は違う。だから、教師が一方的に説明するだけの授業では、「こうやりなさい」と先生のやり方を押し付けているに過ぎず、わからない子が出てきてしまう。

このやり方でわからないなら、こうやってみたらどう?と、提案できること。いろいろな子どもたちが教室にいることを前提に、いろいろなアプローチで学ばせる授業をすること。

Schools Attunedは、そこが出発点になるのです。

今度は、3度目の訪問となるP.S.166の先生方の、SAをますます発展させた授業をご紹介します!

昨夜の「すぽると!」で、NFLのチアガールの女性達がゲスト出てていました。「(チアのギャラでは生活できないので)普段は何をされているのですか?」と質問された一人が「Special Educaterです。自閉症の子どもたちの指導をしています」。あんな美女(顔だけでなく、鍛え抜かれた体とかっこいいダンス!)と同業者って、なぜかちょっと嬉しい。 

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