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アテンション・プリ~ズ!③ ~子どもを叱る前に、まずは環境を見直そう!

「注意」機能編第3弾です。初めてお越しの方は、こちら→(アテンション・プリ~ズ!①・アテンション・プリ~ズ!②)を先に読んでいただけると、話がつながります。

さて、先ほど大阪から帰ってきたところです。特別支援教育士のセミナーを受けてきました。

今回会場にスペース96さんが来ていて、・・・・となると気になって仕方ないのが、自分の本の売れ行き。休憩時間のたびに、書籍販売コーナーをウロウロする私。昨日は、いちばんスミッコのスミッコに置かれていた我が子ならぬ我が本、これじゃぁ朝日掲載の効力も働きませんて。。。(涙) 今日は昨日よりは多少目立つ場所に並んでいたから、1冊や2冊は売れたんじゃないかと期待してるんですが、いやはや、しかし・・・・

※ピンポンパンポン♪ 今日は本の宣伝ではありません。正真正銘、学習支援の話です。 

スペース96さんの書籍販売コーナー、何百、いやもしかしたら何千単位の本が並べられてるんですよ! あの中からこの本

先生が明日からできること。

を見つけるって・・・・そりゃ私は著者ですから、我が子ならぬ我が本の見慣れた表紙、すぐに発見しましたが、何も知らないふつうの人に、あれだけの本の洪水の中この1冊を手に取ってもらうって、至難の業ですよ?  

だから間違いなく、あの場よりこのサイトの方が、この本に関しては売り上げは多いはず。なぜなら「この本に注目してもらう」には、何千冊という本の中の1冊としてよりも、ここで紹介する方がうんと効果が高いから。

でも、スペース96さんは、「この本を売る」のが商売ではありません。「1冊でも多くの本を売る」のが本屋の仕事です。ですから、たくさん品数をそろえることは必須。あの何百、何千冊の本を前にしてウロウロ見てまわりながら、私たちは「あっ、この本もいいな。あっ、こんな本もあるんだ。あっ、ついでにこれも買っちゃおう・・・・」と目移りし、あれもこれも手にとってまとめ買いしていく・・・・それが本屋のねらいなわけです。

※ピンポンパンポン♪ くりかえします。今日は学習支援の話です。

では、ここで考えてみてください。

教室という、学習の場で、子どもたちが授業に注目しようと思ったら、どのような環境が望ましいでしょう?

先生が明日からできること。

こちらのp.15~17「黒板によけいなものを貼らない。」「教室から『妖怪シゲキラー』を退治せよ!の項でも述べましたが、

※ピンポンパンポン♪ くどいようですが、本の宣伝ではなく学習支援・・・・

その時間の授業に関係ないものを子どもの視界に散りばめておくのは、子どもたちに「注意」を向けさせる際、大きな負担をかけていることになります。ましてや、「注意」に弱さを抱えている子には、なおさらです。

教室環境にも流行があるのか、よく見かけるのが黒板の上にクレヨンで描かれたクラス全員の似顔絵。1年生の教室で時々見る、黒板の周りを囲んで飾っている色紙のお花(入学式はとっくに終わってるんですけど?)。なぜか教室前方に物干しロープのように針金を渡し、洗濯ばさみで吊るした画用紙(新出漢字などが書かれている)が運動会の万国旗よろしくぶら下がっている教室も複数出会いました。

「注意」機能弱めの私、目移りしまくりです。

先生のお気持ちも分かるんですが、せめて教室後方にするのがよろしいかと。

ということで、「注意」対策はまず落ち着いた学習環境づくりが第一歩。

他にはどんな配慮ができるでしょう? また次回に。

先生方のアイデアも遠慮なく書き込んでくださいね。

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※参考文献 "The Mind That’s Mine"  Dr.Mel Levine

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