雨の月曜。はるえもんの失敗。|アンダンテ西荻教育研究所

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雨の月曜。はるえもんの失敗。

ただでさえ月曜日は上履きだの体操服だのと荷物が多いのに、よりによってその日は、給食当番のエプロンに、音楽で使う鍵盤ハーモニカ、引き取り訓練で持ち帰っていた防災頭巾、さらには夏休みに図書室から借りていた本5冊も返さなければならないという。しかも大雨の予報。当の息子は「大丈夫だってば」と言い張るのだが、「持てるの?いや無理じゃん?」と前日夜から私は心配しきり。通学途中で耐えかねてギブアップするのでは? 途中で手提げ袋の紐が切れてパニックになるのでは? いや、そうなるにちがいない。

当日朝、狙ったかのような土砂降り。玄関を開けた息子に「ママ、一緒に行って持ってあげようか」と声を掛けたら、息子は苛立ったようにうなずき、そして、泣き出してしまった。「何で泣くの?」と聞いたら、「ママがうるさいからだよっ!」と言われた。そうか、そうだね。荷物のせいでも雨のせいでもない、ママの過保護振りがうざいし、他の子たちに見られて恥ずかしいし、突っぱねきれなかった自分にも腹を立てているんだろう。

結局途中まで荷物をもって送って行ったのだが、息子は道中ずっと溢れてくる涙をぬぐいながら不機嫌に歩いていた。そんな息子を見るにつけ、「先回りしちまったな~」と反省しきりの母である。人には「失敗する権利」がある。息子だって、失敗しても良かったのだ。通学途中でギブアップしたとしても、その時、息子は「自分の力で持てる重さ」を身をもって知るだろう。「やっぱり無理だ、ママ手伝って」とヘルプを求めることも学べたかもしれない。あるいは、通学途中で荷物を落としてしまって泣く羽目になっても、ナニクソともう一度立ち上がる強さが芽生えるかもしれない。上級生の誰かに助けてもらったなら、いつか下級生の誰かを思いやる優しさを身につけるかもしれない。

無理だろう。できないだろう。かわいそうだ。恥をかかせたくない。・・・我が子可愛さに先回りしてガードし、おぜん立てをして失敗を回避させてしまう。これは、成長を支えるサポートとは似て非なるもの。「失敗する権利」や「身の丈に合った頑張り」を認めて、ほんのちょっとの後押しと、もしもうまくいかなかったときのフォローで良かったのに・・・。いやはや、難しいな。
はい。そうです。今回の私の「失敗」は、私自身の学びと成長の糧になったとさ。

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