パニックを軽減するための2つの視点:苦手をHELP!大作戦⑦|アンダンテ西荻教育研究所・アンダンテプリモ

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パニックを軽減するための2つの視点:苦手をHELP!大作戦⑦

以前、癇癪(パニック)を起こしてしまったお子さんへの対応についてお話しました。

あれは言わば「対処療法」的なことでしたが、今回は「パニックを軽減する」ことについて、2つの視点で考えてみたいと思います。

ひとつは、パニックを防ぐこと。つまり、子どもにとってパニックに陥りやすい状況を回避するための工夫や配慮です。たとえば、初めてのことや本人の想定外の場面でパニックが起きやすいのであれば、事前に予定を伝える、シミュレーションをしておくなどして、お子さんが「この後何が起こるのか。何をするのか」のイメージを持たせてあげる。変更が苦手なお子さんなら、変更せざるを得ない場面ではできるだけ「ごめんね。こういう理由で予定が変わります」と説明してあげる、などです。不安なことや苦手な場面に関して本人とよく話し合い、安心できる環境になるよう手助けしてあげましょう。

もう一つは、お子さんの「乗り越え」経験値を上げるサポートすること。お子さんの成長という長期的な視点で見ると、パニックを避けたいがために、大人が先回りしてパニックが起きる要因を取り除いてばかりなのもよくないのです。変更を受け入れたり、我慢したりできるようになるためには、本人にはちょっとだけ負荷がかかる経験を重ねることも必要になってきます。パニックを防ぐのみでは、その機会を失ってしまいますので、時には腰を据えてお子さんと向き合い、寄り添い、見守り、一緒に乗り越えてあげましょう。その時はちょっと大変ですが、この積み重ねが、お子さまの心の発達には欠かせません。特別支援教室や療育機関で敢えて勝ち負けや切り替えなどお子さんの苦手な場面をつくるのも、そうした意味があります。

また、お子さんの成長段階に合わせて、自分自身のイライラや怒りと向き合いコントロールする力も育みたいですね。長くなりそうなので、そのお話の続きは、またの機会に。

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